就職活動が不安なのは誰でも同じです。そんな時に笑顔で前向きな考えを持てることが、客室乗務員に必要な素養なのかもしれないと選考を通して学びました。辛いことや挫折も経験しますが、今までの生活では出会うことのなかったような方々とお話しする機会にも恵まれます。笑顔を意識した日常生活を積み重ね、自信を持って堂々と就職活動を楽しんで下さい。
エアライン業界

航空業界には多くの職種があり、業務内容は多岐にわたっています。どんな仕事があるのか、どんな人物が求められているのかを見てみましょう。
エアライン業界の魅力
航空業界の魅力は何と言っても、華やかさと同時に、インフラであること、この二つが兼ね備えられていることではないでしょうか。また、航空事業だけではなく、宇宙事業、環境対策事業、高速回線を使った遠隔操作など、時代の最先端である技術を駆使して多くの事業を行っていることも魅力だと言えます。
求められる人物像
客室乗務員
最高水準の接客のプロフェッショナル。瞬時にお客様の心理を読み取り、機敏に行動できる能力が必要。第一に安全運航が優先する業界のため、好感度の高さはもちろんのこと安心を感じる頼れる人が好まれます。国際化に伴い、英語能力や情報収集力としての一般教養は不可欠。外資系客室乗務員では日本人乗客のための日本人としてのマナーや言葉遣い、サービスマインドを備えていることに加えて、外国ベースであることも多く、多国籍のお客様やクルーとコミュニケーションがとれる自立した人材が求められています。
グランドスタッフ
航空会社を支える大きな柱は安全性と定時運航です。定時運航確保のための機敏性、高い事務処理能力、接客においても端的でかつ丁寧な日本語能力が求められます。
総合職
幹部候補生として、経営意識、顧客サービス意識、分析能力、企画·調整能力等総合的な能力が求められます。業界の発展を考える視野の広さと情熱を持ちましょう。
パイロット
男女、学部を問いません。人命を預かるため、採用試験は長期間及び多岐に渡り実施されます。飛行適性能力、国家基準の身体適性のある人にのみ開かれた職業。管制との交信のため英語も必要。(身体検査はHPで確認して下さい。)入社後も機長昇格を目指し訓練が続くため、向上心も大切な素養です。
主な試験内容は…
- 書類選考(エントリーシート)
- 一般教養(SPI)
- 面接(個人・集団・グループディスカッション)
- 英語(筆記・面接)
- 身体検査
- 飛行適性検査 ※パイロットのみ
採用状況
採用傾向は?
2020年コロナの影響により、世界的に採用をストップしていた航空業界、終息した現在、爆発的に採用が行われています。アメリカ、中東においては、2021年夏より採用再開&大量採用開始、日本においては2022年より本格的に採用が再開されました。30年に一度の大量採用(*)と言っても過言ではない程の採用回数、採用人数であることも特筆しておきたいところです。なお、2025年に関しては過去最大級の大量採用、2026年も同等又はそれ以上の募集が予測されています。
*約30年前の湾岸戦争終息時、同様の採用が行われている
客室乗務員
2022年よりJALが、2023年よりANAが採用再開し、日本国内すべての航空会社の採用が再開されました。2024年·2025年に関しては、JAL·ANA共にコロナ前以上の採用人数。また、JAL·ANA共にインターンシップの募集も再開されています。外資系エアラインに於いては、2021年夏よりアメリカ系、中東系工アラインの採用が爆発的に行われています。2022年、エミレーツ航空の日本採用が7回行われ、2025年まで同レベルの採用が行われました。また、年間通して採用が行われている航空業界、大学生の皆さんには、国内系と外資系エアラインの両方をターゲットにして対策をされることが望ましいと言えるでしょう。
グランドスタッフ
グランドスタッフの採用に於いては、2022年から各社2次募集も行われるという盛況ぶりです。2023~2024年にかけて、外資系エアラインのグランドスタッフ(正式職種名は各社異なります)の募集が集中して行われています。
パイロット
JALはコロナ禍継続して募集、ANAは2022年に再開され、2025年も採用拡大傾向です。現在インターンシップ(実質早期選考)も行われており、今後も大いに期待できる状況と言えるでしょう。とは言え、自社養成パイロット採用試験は高倍率であることより、第一志望を自社養成パイロット、第二志望を航空大学校にすることが、パイロットになる受験対策王道と言えるでしょう。
先輩合格者のメッセージ
私のエアライン受験を一言で表すと「挑戦と成長」です。こんな自分が合格できるのかと不安になったことは何度もありました。しかし先生やクラスの皆と企業研究や面接の練習を重ね、心に浮かんでくる不安の種を一つずつ丁寧に潰していくことで解消することが出来たのです。妥協しないこと、感謝すること。この2つの気持ちを忘れなければ、きっと後悔のない就職活動になります。頑張ってください。
就職活動はこれからの自分の人生を決める分岐点です。その就職活動を尊敬できる先生、切磋琢磨し合える仲間と過ごせたことは幸せでした。選考が長いとモチベーションを保つことが難しかったり辛いこともあります。特に総合職は営業戦略、コスト意識など全体を捉える力がチェックされます。新聞を読む習慣等、ぜひ今から出来ることに取り組んで下さい。努力は報われることが実感できるでしょう。
インターンシップは面接で落ちてしまったので不安はありましたが、本採用は別物と講師から指導を受け、前向きに自分に足りないものを考え、改善の努力が出来ました。試験内容も独特の技量検査、英語面接と、選考が進むごとに緊張も高まりましたが、しっかりと準備をしたことで素直に自信を持って出来たと思います。自分の弱みから逃げず、克服する強さを信じて頑張ってください。すべてパイロットに必要な適性です。
大学生協では客室乗務員・パイロットを目指す方のためのオンラインガイダンスを実施しています。エアライン業界についてもっと知りたい!という方はぜひご参加ください。

